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タラ夫に逢いに上野へ【ブリューゲル「バベルの塔」展@東京都美術館】 [美術館]

京都旅行記は一旦置いといて。
仕事が一段落したので、先週末の金曜日は少し早めに切り上げて東京都美術館で18日から始まった「ブリューゲル『バベルの塔』展」を見てきました。

トーハクでは「茶の湯」展も始まっていたのでどっちを先に見ようかな、と悩んだのですが、タラ夫に早く逢いたいからまずはバベルが先よねーー[るんるん]

 
ちょうど1年ぶりの東京都美術館です。
バベル1.jpg
昨年見た若冲展は恐ろしい程混雑していたのですが、バベル展は「空いている」とは言えないまでも程よく混んでいるかな?程度でした。


ところで「バベルの塔展」とあるので、てっきりブリューゲルとその他の画家が描いたバベルの塔をモチーフにした作品が多く展示されているのかと思っていたのですが、バベルの塔自体を描いた作品は2作品だけでした。


フロアマップ(クリックで拡大)
会場.jpg
地下1Fが16世紀ネーデルラント地方で作られた彫刻や宗教絵画から始まり、1Fは奇想の画家ヒエロニムス・ボスの作品とボスをオマージュしたブリューゲルや他の画家の作品。
そして2Fがブリューゲルの「バベルの塔」の展示になっています。


正直ボスとブリューゲルはじっくり見たいけれど、その他の作品は流し見しようかな、と考えていたのですが、どの作品も恐ろしく緻密に描かれていてすっかり魅入ってしまいました。
死をイメージさせる頭蓋骨のモチーフなど「実物を見ながら描いたんだろうな」と思うほど精密な描写がある反面
「この授乳しているマリア像、鎖骨から乳房生えてない[exclamation&question]」と写実性もデッサンもガン無視の絵画もあり、そのギャップもなかなか面白いw


ネーデルラントの宗教画の多くは誰によって描かれたのか判らない作品も多いのですが「AMのモノグラムの画家」「マナの拾集の画家」「ヤン・ブローフォスト周辺の画家」などの通称名で紹介されています。
中でも「枝葉の刺繍の画家」作の「聖カタリナ」「聖バルバラ」
描かれてから500年以上も経っているとは思えない程色彩が綺麗で、描き方もとても緻密で秀逸でした。
(デジタル画像では凄さがいまいち伝わらないのが残念なのですが)

会場では単眼鏡を持って来ている人も多かったです。私も小さめの単眼鏡を持って行ったのですが、双眼鏡の方を持って行けばよかったかも。
とにかく細かく描かれている作品が多いので、オペラグラス系はマストアイテムですね。


ところで展覧会のタイトルになっているピーテル・ブリューゲル1世が手掛けた「バベルの塔」は全部で3作品あるそうなのですが、現存するのはウィーンにある美術史美術館が所有する「通称:大バベル」とオランダのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館が所有する「通称:小バベル」の2作品のみ。

今回24年ぶりに公開されるのは後者の小バベル。
バベル-ボイマンス版.jpg
大バベルを描いた2年後の1565年に描かれたこの作品は大バベルの約1/4の大きさですが、更に完成に近づいた状態の塔として描かれており、描き込み方も大バベルより更に緻密に描かれています。


因みにこちらはウィーンの大バベル。
バベル-ウィーン版.jpg
左下に箱船のノアの子孫であるニムロド王が描かれています。


今回の撮影OKポイント
バベル写真スポット.jpg
通天閣と比較されているのは巡回先に大阪会場【2017年7月18日(火)~ 10月15日(日) 国立国際美術館】があるからだと思いますが、東京は何故、今、東京タワーと比べるのか…。スカイツリーだとバベルより高いから?w



会場入口にはAKIRAなどで有名な漫画家の大友克洋氏と、コラージュアーティスト河村康輔氏が共同で手掛けた作品「INSIDE BABEL」が展示されています。
ブリューゲルが描かなかった塔の内部を描いたオマージュ作品です。


大友氏による下書き
バベル-大友下書き.jpg

INSIDE BABEL1
バベル-大友1.jpg
「DNP高精細出力技術プリモアート」で出力された作品。

INSIDE BABEL2
バベル-大友2.jpg
明るさを調整した「INSIDE BABEL1」の上に大友克弘氏の描いた下絵線画を合成して制作された作品。
 2の方がやたら明るく見えるのは、スマホ撮影設定を変えたせいです[たらーっ(汗)]


時間に余裕もって見に行った筈なのに、気付けば会場に3時間近く。
結局閉館時間ギリギリまでいる羽目になりました(グッズ付き前売り券で買っていたのに、ショップで引き換えを忘れて会場出た所で引き返したせいもありますが…[たらーっ(汗)]


【逢いたかったタラ夫:バベルの塔展でのマスコットキャラ】
タラオ.jpg
タラオ2.jpg
タラオ3.jpeg
元ネタはブリューゲルの「大きな魚は小さな魚を食う」に描かれている足の生えた魚。
マスコット化に当たり、何故かスネ毛が追加されてキモカワさが増しています(苦笑)



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「FLOWERS by NAKED」で見つけたステキなもの [美術館]

一昨日見て来た「FLOWERS by NAKED」のコンテンツ
"THE SECRET"of the secret garden
ラボ2.jpg
ラボ.jpg
このフラスコに入った花の展示品がステキだなぁ、と思っていたら外のショップで販売していたと言う[たらーっ(汗)]


フラワリウム.jpg
もちろん買いましたとも(;´∀`)b

フラワリウム」というグッズでして、中に入っているのは本物の花を加工したもの。そして特殊な保存液が入っているそうです。
「FLOWERS by NAKED」向けのオリジナルグッズ、と言う訳ではなく、クリエイターpetitorさんが造ったものをここで販売している模様。
東急ハンズの特定の店舗でも取り扱いがあるようです。
(※)通販はminneやcreemaであったようですが、現在はどちらも取り扱い停止。近日中に公式サイト[上記リンク先参照]でWeb storeがオープン予定)


とにかく色々な色やボトルの形があってどれもがステキなので、どのフラワリウムにしようか散々悩む[たらーっ(汗)]
結局この電球型の「エジソン」タイプ、で中身はミモザ(&グリーン部分は紫陽花)を選んできました。
ホントは丸型フラスコの「パルファン」タイプが欲しかったんですが、ミモザのが既に売り切れていたので…。
(ミモザのフラワリウムは「FLOWERS by NAKED」だけの取り扱いみたいです)




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日本橋で一足早いお花見を「FLOWERS by NAKED 2017−立春−」 [美術館]

昨日は日本橋で一足早くお花見を楽しんできましたヽ(・∀・)ノ
COREDO室町・日本橋三井ホールで開催中の「FLOWERS by NAKED 2017−立春−」です。
夏は「アートアクアリウム」でよくお邪魔する場所ですが「FLOWERS by NAKED」のイベントは初めて。



flowers1.jpg
そろそろ開催終了まで日がせまってきたので混んでいるかな?と心配しながら見に行ったのですが、割と空いている感じでした。


入ると大きな本形のオブジェにプロジェクションマッピングが。
flowers2.jpg
そして会場内はアロマの良い香り。
アロマ苦手な人には結構キツイみたいですが、私はアロマ系は割と好き。
そしてCOREDO2F~3Fに何故か焼いた魚介系臭が充満していて「え?何?この魚臭…[たらーっ(汗)]」と思いながら会場に入ったので、アロマでホッとしたというか…w


フラッシュ使わなければ写真も動画も撮影はOKみたいです。
編集ソフト持っていれば動画で撮影したいところでしたが…[たらーっ(汗)]
flowers3.jpg
flowers4.jpg
flowers5.jpg


そんな訳で今回も写真ばかりが多いので、続きは ↓ からどうぞ。
(写真では会場の雰囲気が殆ど伝わらないのですが、動画はYouTubeでお楽しみください)



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「生誕90年 加山又造展~生命の煌めき」@日本橋・三越 [美術館]

今週末は日本橋・コレド室町で開催されている「Flowers by Naked」を見に行くつもりだったのですが、予定変更して三越…じゃなくて髙島屋方面へ。
生誕90年 加山又造展~生命の煌めき」展を見てきました。
加山又造.jpg

百貨店での展覧会、ということで出品点数は50点程度と少なめではありますが、このくらいが仕事終わりにぶらりと見に行くにはちょうど良いボリューム。
HPのクーポン使って100円引きでチケットを購入しましたが、招待券で入っている人が多いらしくチケット購入している人は私以外にいませんでした[たらーっ(汗)]


最初に見た加山又造の作品は高校の美術の教科書に掲載されていたものだった記憶があります。
どの作品かはもう覚えていませんが、猫を描いた作品だった筈。
その後、色々な美術展で見た加山又造作品もたまたま猫を描いたものが多かったので、しばらく私の中では「加山又造=パステル画のような猫を描くことが多い画家」というイメージでした。
猫.jpg

数年前に「美の巨人たち」で放送された天龍寺法堂の天井に描かれた加山画伯作の「雲龍図」
雲龍図.jpg
それまでの日本画ではあり得なかった型破りな描き方(エアブラシを使用)を取り入れた手法を見て実物が見てみたくなり、実際に京都・嵐山に行ったのが一昨年。
伝統的な日本画でエアブラシを使うなんて、と描いた当時は批判めいた事も言われたそうですが「宗達が現代に生きていたら、こんなに便利な道具を使わなかったわけがない」と言ったのだとか。
今回の展覧会でももちろんエアブラシや型抜きを駆使した作品や、工芸品(陶器や着物の絵付け)の展示などもありました。


見ていて思ったのは「過去に誰かが描いたものをオマージュにしたような作品が多いな」ということでした。
初期の動物を描いた作品ではラスコー洞窟の壁画やルソーを彷彿とさせる様な作品だったり、裸婦画では黒田清輝の「智・感・情」を思い出し。
月と縞馬.jpg
尾形光琳や速水御舟、東山魁夷など、何処かで見たような作品に加山又造独自のテイストが加えられ、今までに無い日本画作品になっているように感じました。


フライヤーのトップに掲載されている「淡月」という夜桜を描いた作品が見たくて行ったのですが、これが期待していた以上に見事で。
淡月.jpg
極力少ない色で夜桜を表す為に、墨、金泥、胡粉を主体にして描いたんだそうです。
会場内はそれほど混雑していなかったので、最後まで見てからまた戻って見て、じっくり加山ワールドを堪能してきたのでした。


今回の戦利品(笑)
グッズ.jpg
猫ナイロンバッグ(『淡月』ナイロンバッグとどっちにしようか悩んだのですが[たらーっ(汗)]
丸缶に入っているのは「浮き星」という金平糖に似たお菓子。あとは黒豆きなこ飴。

ところで会場内のショップで5000円以上購入したら展覧会の招待券を貰ったのですが、先に知っていれば買い物してから招待券で見る事が出来たのにーーーーー[あせあせ(飛び散る汗)]




加山又造展、日本橋三越では今月6日までですが、その後全国巡回があります。
 2017年2月22日(水)~3月6日(月)日本橋高島屋
 2017年4月8日(土)~6月4日(日)瀬戸内市立美術館
 2017年7月8日(土)~8月27日(日)新潟県立近代美術館
 2017年8月30日(水)~9月11日(月)髙島屋横浜店
 2017年9月13日(水)~9月25日(月)髙島屋大阪店
 2017年10月4日(水)~10月16日(月)髙島屋京都店




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「これぞ暁斎!」展で買って来たグッズとか [美術館]

金曜日の夜までは何とか体力持ったヽ(・∀・)ノ と喜んでいたのもつかの間。
土日はまたしても体調崩して若干ぐったりしていました[たらーっ(汗)]
まぁ土日なら寝込んでもいつでも好きな時に横になれるのでまだ良いのですが…。


展覧会ももちろん好きだけど、帰りにオリジナルミュージアムグッズを探すのも楽しむ派の私。
暁斎展のミュージアムグッズも相当期待していたのですが…うーん、個人的にはグッズ展開がちょっとビミョーでした[たらーっ(汗)]

今回一番の当たりは図録(カタログ)でしょうか。
暁斎グッズ1.jpg
単品で2500円。トートバッグとのセットで3000円。
バッグ単品だと800円なのでセットだと若干お得です。
トートバッグとのセットは滅多に買わないのですが、三味線洋装骸骨に釣られて思わずセットで買ってしまいました。
図録類も増え過ぎて収納場所に困るので、最近はよっぽど気に入った図録にしか手を出さない事にしているのですが、暁斎だから文句無しに買いって事で…(;´∀`)


画鬼・暁斎展の時の図録と比較。
暁斎グッズ2.jpg
暁斎グッズ3.jpg
大きさは少し大きいぐらいなのですが、厚みが…。表紙もしっかりハードカバー仕様なので結構重いです。
画鬼・暁斎展の図録は特設会場ミュージアムショップの隣にある「ミュージアムショップ ナディッフモダン」でも販売されていました。
因みに画鬼・暁斎展を見に行った時は図録買おうか買うまいか悩んで、結局前期・後期共に買わなかったのです。が、やっぱりどうしても欲しくなり最終日近くにミュージアムショップに出掛けて買って来たものだったりします。
(2冊一緒に持つと腕抜けそうな重さなので、一昨年買っておいて本当によかったと思った次第[たらーっ(汗)]


図録以外に買って来たもの
暁斎グッズ4.jpg
クリヤーファイルとチケットフォルダー。これはあちこちの展覧会でもよく買う自分的鉄板アイテム。
一合升は「酒も飲まないのに升買ってどうするんだ、私[exclamation]」と自分で自分にツッコミ入れつつ購入。ちゃんと檜製で良い香りがします。

そう言えば画鬼・暁斎展でもおちょこと骸骨モチーフのワンカップ酒買って来たんですが、暁斎が結構吞ん兵衛だったからお酒関係のアイテムなんでしょうか。
(ワンカップ酒は未だに飲まずにそのまま取ってあります[たらーっ(汗)]


あと会場で回して来たガチャガチャのピンズ
暁斎グッズ5.jpg
これは全部で8種類ありまして「かぼちゃのが欲しいなぁ」と思いながら回したら1回で大当たりでした。


後はマスキングテープやワッペン、iPhone用カバーや手拭い、Tシャツなど色々なアイテムがあったのですが、マステや一筆箋は買っても結局使わず、スマホはAndroidだからカバー無意味だし、手拭は実用派なのでよく水を吸うものしか買いたくないし、Tシャツは既に何枚も持っているし。
何より好きな動物モチーフの暁斎グッズが少なくてちょっと残念、というか。
複製版画はちょっと欲しかったのですが…これ以上飾る場所が[たらーっ(汗)]



あとグッズではないのですが、音声ガイドのBGMとして使われていた和楽器バンドの「浮世heavy life」がなかなか良かったです。





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「ゴールドマン・コレクション これぞ暁斎!」展@Bunkamura ザ・ミュージアム [美術館]

今月末の金曜日から「プレミアムフライデー」なるものが始まった様ですが、一般企業では話の話題にも上がらないほどの蚊帳の外な目論みな気が。

会社が導入しないなら自分でフレックス制度使ってプレミアムフライデーにしちゃえばいいのよね、と思った訳じゃないですが、今週も少しだけ仕事を早めに切り上げて渋谷Bunkamuraで開催が始まった「これぞ暁斎!展」を見に行ってきました。
暁斎.jpg
暁斎1.jpg
河鍋暁斎作品を纏まってみるのは一昨年の夏に見た「画鬼・暁斎展」以来です。


開催直後の週末だったのでまだそんなに混んでいませんでしたが、結構欧米系の人たちが沢山見に来ていたのに驚きました。
「河鍋暁斎」の名前はここ数年で国内での知名度が上がりつつありますが、同じくここ何年かで急激に知名度が上がって来た伊藤若冲と比べるとまだまだな気もします。
作品の多くが海外に渡ってしまったこともあり、もしかすると「Kyosai」の名は国内よりも欧米での知名度の方が高いのかも知れません。

三菱一号館美術館で開催された「画鬼・暁斎展」では「暁斎」と銘打ちつつも、作品の約1/3は暁斎の弟子のジョサイア・コンドル(コンダー)の作品で、暁斎作品も複数の作品所蔵先からの出品でしたが、今回の展覧会に出品された作品は全てイギリス人のイスラエル・ゴールドマン氏によるコレクション作品です。
ゴールドマンコレクションの暁斎作品が日本で展示されるのは15年振りとの事。木版による錦絵など過去に見た事があるモチーフ作品が何点かあったものの、殆どが初めて見る作品や写真でしか見た事が無い作品で見応えがありました。


しかしこの「地獄太夫と一休」図は割と最近見た記憶があるんだけど…。でもこれ肉筆画の一点もの作品だよねぇ…??
ゴールドマン版地獄太夫.jpg

「画鬼・暁斎展」で見たんだっけ?とカタログ開いて確認してみましたが、そちらで見たのは別作品の「閻魔と地獄太夫」図でした。

しかしこの踊る一休禅師は絶対見ている筈なんだけど何処でだっけ…??
気になって調べてみたら「地獄太夫と一休」図は当時大変人気があったらしく、暁斎は同じ様なモチーフで何作品か描いていた事が判りました。
私が見たのは一昨年の暮れに上野の森美術館で見た「肉筆浮世絵−美の競艶」で見たウェストン・コレクションの「地獄太夫と一休」だったようです。
ウェストン版地獄大夫.jpg

こっちはボストン美術館が所有している「地獄太夫と一休」
ボストン美術館版地獄太夫.jpg


「閻魔と地獄太夫」も別バージョンのものがありました。
「画鬼・暁斎」で展示されていたのは暁斎の曾孫が経営する「河鍋暁斎記念美術館」が所有しているもの。
河鍋暁斎美術館版閻魔と地獄太夫.jpg

こちらは伊藤若冲のコレクターとして有名なジョー・プライス氏所有のプライスコレクション版。
プライス版閻魔と地獄太夫図.jpg
構図はそれぞれ良く似ていますが、着物の柄などが違っています。



「蛙の放下師(ほうかし)」
蛙の放下師.jpg
動物系のモチーフ作品がやや少なめだったのが残念でしたが、妖怪や骸骨などを描いても何処か可愛らしく愉快な作品になるのが暁斎。

「鬼を蹴り上げる鍾馗」
鬼を蹴り上げる鍾馗.jpg

「三味線を弾く洋装の骸骨と踊る妖怪」
三味線を弾く洋装の骸骨と踊る妖怪.jpg


「画鬼・暁斎」展でもありましたが、今回の展覧会でも暁斎の春画作品をテーマにしたコーナーが出来ていました。期間後期になるにつけ相当混雑しそうな予感…。
会期期間中の作品入れ替えは無いみたいですが、巡回先の会場ごと(渋谷の後は高知、京都、石川の順)に幾つかの作品入れ替えがあるようです。
巡回先の会場情報はこちらで。




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スヌーピーミュージアムを見てきました [美術館]

2016年4月~2018年9月までの期間限定で六本木にオープンしたスヌーピーミュージアム
めちゃくちゃスヌーピーが好き[ハートたち(複数ハート)]、という程ではないのですが、期間限定というからには何れ一度は行ってみようと思っていました。

オープン当初は日時指定チケットを前もって購入しておかないと入館が難しいくらいの混雑っぷりだったので、空いている頃を見計らって行くか、と思いつつ早や9ヶ月経過。
流石に最近は土日でも当日券が普通に販売されているので、そろそろ行ってみようかと昨日仕事帰りに出掛けてきました。
4月9日までは第2回展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー」が開催中です。
スヌ3.jpg



写真が少し多いので記事折り畳みます。



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今年の締めは「マリー・アントワネット展」森アーツセンターギャラリー [美術館]

障子、何とか貼り終わりました。
自室だけなので4枚しか貼っていないのですが、その4枚貼っただけで腰も肩もガッタガタに…_(:3 」∠)_

普段使わない筋肉酷使のせい、と言うよりも腹圧がかかった状態での作業になったので(1枚障子で貼るので障子の桟を寝かせて貼る→貼る時はどうやっても四つん這いに)どうも上行性胆管炎になりかけから来ている腰痛と肩凝りの様です。
…明日、初詣に行けるのかな、これ[たらーっ(汗)]


28日が仕事納めだったのですが、うちの会社は仕事納めの日はいつもより少し早く帰って良い事になっています。
金曜日に仕事納めなら20時まで開館している上野方面の美術館や博物館に繰り出す事が多いのですが、今年は水曜日だったので時間的に無理(トーハクやかはくは既に年末休みに入っていますし)
六本木・森アーツセンターギャラリーで開催されている「マリー・アントワネット展」は火曜日以外は20時まで開館しているのでそちらへ行ってみる事にしてみました。
アントワネット1.jpg
アントワネット2.jpg


会場へ着いたのは16時頃。
中途半端な時間だし結構空いているかも、と期待して行ったのに、会場内はそれなりに混雑していました(チケット売り場5分待ち程度。森美術館で開催中の「宇宙と芸術展」(チケット20分待ち)よりは空いていましたが。)
でもいつもより鑑賞する時間はあるので、音声ガイドも借りてじっくり廻る事に。


オーストリア皇女だったアントワネットの一家の肖像画から始まり、フランスのルイ16世に輿入れして華やかな生活を送るも、次第にフランスの財政が逼迫する中で起きたフランス革命で処刑され、その後悲劇の女王として崇拝対象となった辺りまでの展示がされていました。
(会場では展示品の説明は非常におおざっぱにしか書かれていなかったので、予めフランスとオーストリアの歴史を軽く復習するか、公式サイトの章ごとの展示品紹介の説明を一読して見に行った方が判りやすくて良いかも知れません)


ところで私の世代でマリー・アントワネットと言えば、まず池田理代子の「ベルサイユのバラ」が浮かんでくるのですが、あの作品は架空の人物を登場させるなど脚色されているとは言え、アントワネットの生涯は比較的時代考証に基づいてきちんと描かれていたのだなぁ、と思いながら鑑賞していました。
ベルばらでもアントワネットが束縛だらけの窮屈な宮殿生活に嫌気が指すシーンがありましたが、現実のアントワネットは現代では信じられない様な束縛された人生を送っていた様です。
朝起床するとアントワネットを着替えさせようとお付きの物同士で順番争い(その間、アントワネットは寒さにずっと身を震わせていたとか)
アントワネットの一挙一動が当時の最先端となっていた訳なので、アントワネットの周囲には常に取り巻きの貴族や記者がいてプライベートなど皆無な毎日を送っていた様です。
しかも待望の第一子をようやく身籠もったと思ったら、当時の慣習(王家の直系となる嫡子のすり替えなどが無い様)に基づき、大勢の見物人が居る前での公開出産になったとか[あせあせ(飛び散る汗)]

そんなプライバシー皆無の毎日を送っていたら反動でファッションに熱を上げたり、宮殿の奥(プチ・トリアノン)にごく親しい人のみ招いて引きこもってしまうのも仕方ない様な気もするのですが、度重なる浪費がやがてフランスの財政を余計に傾かせ、第一王子ルイ・ジョゼフが亡くなった時にはその葬式をするだけの蓄えも無く、銀食器を売ってお金を作るほどに困窮していたのだとか。
奔放な性格でフランス国民から愛された王太子妃が、やがて国民から処刑判決を受け、その後王政が一時的に復活した後は悲劇の王妃として崇拝化されるまでなかなか興味深い展示でした。




館内は基本的に撮影禁止なのですが、ヴェルサイユ宮殿内のプチアパルトマン(居室)を再現した場所は自由に撮影することが出来ます。
アパルトマン1.jpg
アパルトマン2.jpg

18時からは再現された浴室も撮影可能に。
浴室1.jpg
浴室2.jpg
見て回っている内に2時間以上経って撮影可能な時間になっていたので、会場を逆走して撮影してきました(;´∀`)
当時のフランスではバスタブに浸かるという習慣(というか風呂に毎日入るという習慣[たらーっ(汗)])がなかったので、このバスタブを部屋に持ち込ませ、毎朝入浴をかかさないアントワネットはヴェルサイユ宮殿でかなり異質な存在であったようです。



見終わったら外はすっかり暗くなっていて夜景がきれい。
夜景.jpg
森アーツギャラリーは52Fにあるので眺望抜群ですね。




さて、今年最後の記事を書いている間に今年も残り2時間切りました。
5月から始めた拙いうろちょろ記に目を留めて頂いた皆様、Niceボタンやブログランキングボタンをポチポチして頂いた皆様、どうも有り難うございました。
来年も出来る限りあちこちをうろちょろしたいと思いますので、御興味ありましたらよろしくお願い致します。
楽しいお正月を迎えられます様に[ぴかぴか(新しい)]



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京都2016冬日帰り旅【相国寺・承天閣美術館】でふたたび若冲 [美術館]

仕事も無事に終わって本日仕事納め。
帰りにマリー・アントワネット展を見に行ってきましたが、そちらの様子はまた後日。
帰ってきて「やれやれ」とくつろいでいたらいきなり大きな地震が来て少しだけ焦りました。
最近地震が多いので、また3.11の時の様に大きな地震が来るのではないかとちょっと不安です(と書いている間にもまた余震が…[たらーっ(汗)]



北大路駅の駅ビル内で軽くランチを済ませ、地下鉄で2つ戻って今出川駅へ。
7/1~12/4まで開催されていた「伊藤若冲展[前期]」に引き続き、相国寺の承天閣美術館で「生誕300年記念 伊藤若冲展[後期]」が開催されています。
承天閣フライヤー.jpg


12時頃には相国寺に着いておこう、と思っていたのですが、大徳寺で少し時間がかかってしまったので着いたのは既に12時15分過ぎ。
相国寺1.jpg
総門前の「大本山相国寺」碑の右側にある石って何か気になるんですよねぇ。石碑が建っている所は境内ではなく道路なんですが、どうしてここに1つだけ石があるのか??


相国寺2.jpg
夏に来た時には方丈池に蓮がぽつぽつと咲いていましたが、冬場は鉢だけになっていました。

ところで相国寺でも年内一杯は若冲の御朱印が戴ける、と聞いていたのですが
相国寺4.jpg
相国寺4-1.jpg
年内分の御朱印、もう終わってるぅぅーーー[exclamation×2]。・゜・(ノД`)・゜・。

ここ、7月に来た時にも御朱印戴く事が出来なかったんですよねぇ(春と秋の特別拝観期間外の土曜日は午前中で御朱印受付が終了してしまうので)


御朱印は諦めて承天閣美術館へ向かいます。
相国寺3.jpg
相国寺5.jpg
相国寺6.jpg
紅葉は流石に全部散っていましたが、山茶花が咲いていて綺麗でした。


さて、若冲展の後期。
承天閣美術館は2つの展示室に別れているのですが、前期は第一展示室から動植綵絵のコロタイプレプリカ30幅と釈迦三尊像の展示でほぼ若冲作品尽くしだったのに対し、後期では第一展示室には6幅の若冲作品がある程度。

竹虎図
竹虎図.jpg

牡丹百合図
牡丹百合図.jpg
後は若冲の周辺人物(池野大雅、円山応挙、維明周奎など)による作品が並びます。


第二会場は半分以上が若冲作品です。
夏と同じく常設展示の鹿苑寺大書院旧障壁画が50面。
小作品群はほぼ入れ替えられていて、フライヤーで「本邦初公開」と書かれていた「鸚鵡牡丹図」の他にも数幅の初公開水墨画作品が展示されていました。


もちろん目玉作品の「鸚鵡牡丹図」も素晴らしかったのですが、個人的に気に入ったのは「群鶏蔬菜図押絵貼屏風」(六曲一双/写真は左隻側)
群鶏.jpg
色々なポーズを決めている鶏が何ともユーモラス。
それにこの屏風図、非常に保存状態がよく、紙の変色も虫などによる食害も全くありません。
若冲の群鶏屏風図は他にもいくつか見たことがありますが、間違いなく保存状態最高の部類に入るかと。


じっくり時間をかけて見たいところでしたが、17時18分の新幹線にどうやっても乗らなければいけないので、この後京都国立博物館でも若冲展を見に行く事を考えるとそうそうゆっくりもしていられず[あせあせ(飛び散る汗)]
1時間強で美術館を後にしました。


本当は特別拝観の法堂の蟠龍図(狩野光信筆)も見たかったのですが、夏に続いて今回も見事に特別拝観期間外…orz
相国寺7.jpg
特別拝観期間外でもいつもこの立て看板が置かれているので、一瞬「見られるのかな?」って期待しちゃうんですよ…[exclamation×2]。・゜・(ノД`)・゜・。




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生誕300年「若冲の京都 KYOTOの若冲」@京都市美術館 [美術館]

今年3回目の京都旅行です。

目的はタイトルにもなっている「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展なんですが、どうせ見に行くならついでに晩秋の京都で紅葉も楽しんで来ようかと。
(実は何度も京都に行っている割には紅葉の季節に行った事が無かったという)

最初は1人でぶらっと出掛けて来るつもりだったのですが、折角一番良い時期に行くので妹も誘って2人で行く事にしました(…宿泊費と交通費は私持ちなんですが[たらーっ(汗)]

出掛ける前日に関東地方が大雪になったのはビックリでしたが、次の日はすっかり晴れていい天気。
行き新幹線.jpg
(すっかり冠雪状態の富士山:妹撮影)


この時期は道路が混雑していてバスはあまり当てにならないので、地下鉄で美術館最寄りの「東山駅」へ。地下鉄もいつもより随分混雑しています。
東山駅から10分弱で美術館に到着。
若冲1.jpg
若冲2.jpg
昭和8年建築の立派な煉瓦作りの建物

京都駅に着いたのは9時20分頃でしたが、一旦荷物を預けていたりしたので美術館に着いた時には既に10時を廻っていました。
チケット売り場には数人並んでいる程度でしたが、会場内は既に混雑状態。開催時期もそろそろ終わりに近づいているせいなのか、それとも目玉作品「樹花鳥獣図屏風」や「百犬図」が展示されている期間だからなのかやたらと混んでいます。ロッカーも十分な数が無いので、空きを見つけるのが大変。
それでも後ろの方で話していた人たちが「まだこれでも空いている方だよ」と言っていたそうで[たらーっ(汗)]


展示作品数は123点らしいのですが、期間ごとに細かく展示入れ替えがあるので実際は93点ほど。
空いていれば1時間ほどで見終わりそうなボリュームでしたが混んでいたので見終わるまでに2時間ほどかかってしまいました。
京都の美術館や博物館を見る度に思うのですが、関西圏からのおじちゃん&おばちゃん連中が多いからなのか、息をするかの様に自然に横入りしてくる人が多いです[たらーっ(汗)](;´Д`)
さらっと入り込まれていることが延々続いてで全く列が動かない事もしばしば。
関東圏の美術館でも年配のおばちゃん達に横入りされることはたまにありますが、こっちは無理矢理入り込んで来る感じ。



今回の若冲展は同じモチーフの作品を並べて展示させるというちょっと面白い展示方法でした。
鶏だけ描いた作品がずらりと並んでいるかと思えば、鶴だけ、鯉だけ、野菜だけなどなど。
青物問屋の家督を弟に譲り、絵画だけを描いて生活する様になった壮年~晩年の水墨画作品が多いのですが、初見の作品(そして所蔵先が未記入のもの)が多かったので個人蔵作品が多く出品されていたみたいです。
美術館が所有している作品は見た物も多いのですが、個人蔵作品はこういう機会でもないと見る事が出来ないので嬉しいかも。


昨年東京富士美術館で見た「象図」も出品(展示期間外だったのでこの作品は展示されていませんでしたが)
若冲4.jpg
東京富士美術館からはもう1品「鶏図」が出品されていました(そっちは初見)


個人蔵作品はネット上で探しても画像が見つからない事が多いので、図録は重いけれどもちろん買い(ホテル戻るまで妹が持っていてくれました(*´ω`*))
若冲3.jpg


ミュージアムショップで販売されている今回の展覧会オリジナルグッズはこの図録だけだったかもしれません。
今回の若冲展で出品された作品を所有している美術館が販売しているオリジナルグッズや、便利堂が販売している物が中心でした。道理で公式サイトにグッズ情報が出ていないと…(;´∀`)


美術館出るとチケット売り場の列がずーっと外まで伸びていました。確かに入った時は「まだこれでも空いている方」だったんですね[あせあせ(飛び散る汗)]
お昼は岡北でうどんを食べようと思っていたのですが、こっちも外にずらっと行列が伸びていたので断念。
適当に入った料理屋さんで刺身定食を食べ、その後南禅寺へ向かいました。



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タグ:京都旅行
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