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物凄く久しぶりに見た大涌谷は枯れ木の世界でした [旅行]

強羅公園の西門から歩いて数分でケーブルカーの公園上駅に到着。
箱根ケーブルカー(正式名称は『箱根鉄道鋼索線』というそうで)は強羅駅と終点の早雲山駅以外は無人駅になっています。
ちょうど駅に着く少し前に早雲駅行きのケーブルカーが発車してしまったのもあって、乗客は妹と私の2人だけという強羅駅の混みっぷりが嘘の様なガラガラ状態。
とは言え、ケーブルカー内は強羅駅からの乗客で満員状態だから、もし乗れない状態だったらどうしよう、という一抹の不安も。

駅のホームは傾斜が結構あって立っているのがちょっと大変だったので待合室で次のケーブルカーが来るのを待っていました。

待合室にいると登って来るケーブルカーがちょっと見えにくいのですが、ケーブルカーが動きだすと滑車部分が大きくガラガラと音を立てるので乗り逃がしてしまう事はなさそうです。


ガラガラと音がし始めたのでホームに出てみましたが
ケーブルカー1.jpg
まだケーブルカーは遥か遠く。
(ホームの傾斜に慣れていないので、写真がめちゃくちゃ斜めに[あせあせ(飛び散る汗)]
強羅駅行きのケーブルカーが公園下駅から強羅駅に移動した時の音だったみたいです。
ケーブルカーは2編成しかないので強羅駅で乗降する人が多いと何十分も待つ事になる模様。


少し待ってケーブルカーが公園上駅に到着。
ケーブルカー2.jpg
公園上駅から乗る人は私たちの他に親子連れだけだったのでどうにか乗る事が出来ました。

ところで強羅駅で降りた時にケーブルカーを待っていたインド系の親子連れがいたのですが「乗ったケーブルカーにその親子連れがいたよ」と気付いた妹が後で教えてくれました。
子供の方がバービーのイラストが付いたカートを持っていたのですぐに同じ親子連れだったと気付いたそう。
強羅公園内は結構のんびり見たので小一時間程居た様な感覚だったのですが、撮影した写真で確認すると実際は30分程しかいなかったみたいです。
強羅駅で他の人たちがケーブルカー乗る為にずっと待っていた40分の間に、私たちは強羅駅から強羅公園へ向かい、公園内を一通り見て公園上駅へ向かった事になります。


と、まぁケーブルカーの終点 早雲山駅まではまだ良かったのですがケーブルカー3.jpg
早雲山駅に着くとまたしてもこの行列(>_<)
今度は箱根ロープウェイに乗る為にまた4~50分待ちです。


流石にロープウェイでは次の駅まで歩く、というのも無理なので今度はひたすら並びます。
ロープウェイ1.jpg
並び始めて30分でようやくロープウェイが見える場所まで移動。
箱根ロープウェイには相当昔に1回だけ乗った事がありますが、その時に比べると随分綺麗な車両になっています。
Wikiによれば早雲山ー大涌谷間は2002年6月に新型ロープウェイに変更されたようです。


40分程並んでようやくロープウェイに搭乗。
ロープウェイ2.jpg
山頂付近はまだ火山性ガスが発生する危険性があるからか、乗り込む前に1人に1つずつ袋に入ったメディカルシート(と言う名の濡れおしぼり的なもの)が渡されました。


5分程で大涌谷が見えてきます。
ロープウェイ4.jpgロープウェイ5.jpg
相当前(確か30年くらい前?)に1回だけしか来ていないのでうろ覚えですが、当時はここまで褐色の世界では無かった筈。
2年前の噴火は小規模なものだったみたいですが、大涌谷周辺の植物には少なからず影響があったみたいです。

間もなく大涌谷駅に到着。久しぶりの大涌谷駅もすっかり新しくなって綺麗になっていました。
2013年4月から新駅舎に変った様です。昔はだいぶ鄙びた感じだったのになーー。

ここでロープウェイを乗り換えて桃源台駅。そこから海賊船に乗って元箱根港へ向かう予定だったのですが、またしても桃源台行きのロープウェイ乗り場には大行列(>_<)
しかも今度は間違いなく一時間は並びそうな感じ。

既に時間は12時近くになっていました。桃源台に着いても海賊船に乗る為に一時間程並ぶとのアナウンスもあったので、このまま先に進むと元箱根港に着くのは2時半くらいになってしまいそうです。
諦めて戻り、小涌谷駅からバスで元箱根港へ向かう事にしました。


その前に折角来たので大涌谷を少しだけ観光。
大湧谷.jpg
人ばっかりだったので写真はこれ1枚だけ。
火山性ガスの影響で相当広範囲の草木が枯れてしまっていました。

黒玉子の像とか結構面白いモニュメントが幾つかあったのですが、どれも並んでまで撮影しているような混雑っぷりだったので写真は断念[たらーっ(汗)]

前に来た時は確か駅前に昭和チックな土産物屋が数軒ほど&大涌谷自然科学博物館があっただけでしたが、今は新しい建物があちこちに出来ています。
名物の黒玉子も駅前の土産物屋と少し登ったところにある黒玉子茶屋で細々と売っているだけだったのに、今では「大湧谷くろたまご館」なんて立派な建物で販売しているし。
あの当時の大涌谷の周辺の写真が何処かに載っていないかなぁ、と探してみましたが、案外ありそうでない[たらーっ(汗)]
昔行った時に写真撮っておけばよかったかな。


逆方向へ向かうロープウェイとケーブルカーはそれほど混んでいなかったのですぐに強羅駅まで戻る事が出来ました。
帰りのケーブルカー.jpg
強羅駅から再び登山鉄道に乗り、途中の小涌谷駅で下車。
そこからバスに乗り換えて元箱根港へ向かう事にしました。



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箱根2017初夏姉妹旅2日目:ピーカン晴れの中、強羅公園を散策 [旅行]

早くも日差しは夏を思わせる様な6月の始まり。
夏は好きな季節ではありますが、湿気と暑さに対して極端に弱いので自室のエアコンは既にちょいちょい動かしている状態です(2階は屋根に近いので余計暑いせいもありますが)

時間を1ヶ月前に巻き戻して箱根旅行2日目(5/5)の続き。

初日、要所要所で結構混雑していたので(岡田美術館だけは空いていましたが(;´∀`))2日目は出遅れない様にダイニング「ザ・フジヤ」のオープン時間7時30分に併せて朝ご飯。
早めに食べて強羅公園の開園時間9時には着いていなくちゃ!と意気込んでいたのですが…朝食から料理を選択した時点で早くも予定通りには行かなくなってしまいました。
妹は念願の「エッグベネディクトブレックファースト」、私は「富士屋ブレックファースト」を注文したのですが、コース料理方式に一品一品ずつ持ってくるので結構時間がかかってしまうのです。
特に富士屋ブレックファースト、これが7品も出るので大失敗[あせあせ(飛び散る汗)]
他の人たちは単品で注文しているのか、どんどん朝食を済ませてザ・フジヤを後にしていきますが、こちらはまだメインも来ない状態。
途中からはもう開き直ってのんびり朝食を楽しむ事にしました。もともと今回の箱根旅行一番の目的は富士屋ホテル宿泊ですからね。
因みに朝食はフレッシュオレンジジュースとヨーグルトが絶品でした(後はまぁ普通…。パンは食べ切れないので妹に食べてもらったのですが、相当美味しかったそうです)


チェックインを済ませて荷物をそのままホテルに預け、ホテル傍の停留所からバスで強羅方面へ向かう予定だったのですが、やってきたバス内は既に大混雑で乗ることができず。
その後に来るバスも確実に乗れるか判らなかったので、ちょっとルートを変更することにしました。
元箱根港方面へバスで向かって箱根港から観光船で桃源台へ向かいロープウェイに乗るか、登山電車で強羅まで行き、ケーブルカー→ロープウェイで行くか。

前日、元箱根港方面に向かうバスで岡田美術館へ向かった時にバス内が結構混雑していたので、登山電車の方が良いのかな、と宮ノ下駅へ向かったのですが、これもちょっと選択ミスでした。


宮ノ下駅に着いたのは9時15分頃
宮ノ下駅1.jpg
やってきた電車内も既に大混雑。
どうにか強羅駅までは来れましたが、その先のケーブルカーに乗る為の行列が駅の外にまで続いていて「ケーブルカーは4~50分待ち」の案内放送が[あせあせ(飛び散る汗)]

目的地の強羅公園は強羅駅からでも歩いて行けるので、ケーブルカーは諦めて徒歩で向かう事にしました。
大体徒歩10分ほどで行ける距離ではあるのですが、とにかく物凄い急坂を登っていかなくてはいけないので結構大変[あせあせ(飛び散る汗)] 妹も私も普段運動不足も良いとこなので、息切らせながら必死に歩きました。
(GW最終日から1泊で箱根に出掛けた両親も強羅公園に行ったそうですが、強羅駅からバスで行ったそうです)


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宮ノ下富士屋ホテル【アイリーとハーミテイジの謎】ヴィンテージフォトから推察 [旅行]

今回の記事は趣味の古いもの考察記事なのでグダグダ長めです(;´∀`)[あせあせ(飛び散る汗)]
レトロ建築や古写真に興味がある方はどうぞお楽しみください。


先日、まとめスレ系で珍しい古写真を見つけました。

竣工当初(明治24年(1891))の本館
完成当時の本館.jpg
竣工当初は玄関上の鳳凰の飾り部分は白くなかったんですね。

今の本館と比べると正面部分が結構変っていることが判ります。
玄関ポーチが開放状態になっているからか、竣工当初の方が何だか随分大きな建物の様に見えます。
平成本館.jpg
富士屋ホテル現在.jpg
(下の写真は塗りが新しいのでちょっとだけ昔の富士屋ホテルみたいですが)


先の記事でちょこっと記載しましたが、富士屋ホテルには全部で7棟の登録有形文化財となっている建築物(アイリー、本館、西洋館1、2号館、食堂棟、花御殿、菊華荘)があります。

今回の旅行では菊華荘とアイリー以外は全て見学してきました。
菊華荘は朝食に和定食でもチョイスしなければ敷地内に入れないのではないかと思っていたのですが、ここも普通に外観だけなら見学可能だったようです(内部も見学可能な時もあるそうで)。
菊華荘を見学してきた人たちがブログなどで写真載せていたので、それならばアイリーももしかして写真載せているんじゃないかと期待して検索してみたのですが、現存する建築物なのに「文化遺産オンライン」のサイトと、富士屋四代目社長の孫である山口由美さんの著書「箱根富士屋ホテル物語」に載っていた写真以外見つけられないのです。
うーん、もっと簡単に写真見つかるかと思ったのに意外な…。


ようやく唯一下の古写真と同じものを紹介しているサイトを見つけました。
富士屋ホテル明治24年頃か.jpg
そのサイトでは

「明治24年(1891)に新築された富士屋ホテル本館と付属の建物群。平屋(後にアイリーと改称)と呼ばれる本館の左に見える洋館は、当初は本館の前にあったが、移築された。右端の二階建ての洋館は明治19年(1886)に建設された下の西洋館(大正9年〔1920〕ハミテージと改称)である。」

と記載があったので、最初はてっきり本館手前の建物がアイリー、右横の白い二階建ての建物がハーミテイジかと思っていました。
でも文化遺産オンラインのアイリー写真と比べると屋根の形状がどうも違う気がします。
文化遺産アイリー.jpg

「箱根富士屋ホテル物語」によるとアイリーは大正4(1915)年に二階建てに改修されているので、上に二階部分を載せたのだとしたら今の写真とイメージが違うのかもしれません。
でも書籍の方に載っていた平屋状態のアイリーの写真と比べてみてもやはりどうも違う様です。


その後「長崎大学附属図書館」のサイトでも下記の古写真と同じものを見つけたのですが、これがまた沢山の建物ありすぎて、一体どれがハーミテイジでどれがアイリーなのやら[あせあせ(飛び散る汗)]
富士屋ホテル全体明治30年以前か.jpg

ハーミテイジ(隠者の庵)と後年愛称が付いた建物は、明治17年(1884)竣工のアイリー、明治18年竣工の日本館に引き続いて明治19年に竣工されたもので、昭和60年(1985)まで現存していた筈なのですが、こちらもアイリー同様に建物全体が判る写真が探しても全く出て来ません。
建物の形で比較しようにも比較する元が無いのです。


ウェブ上で色々探してみて無いなら、富士屋ホテルに再訪した時にでも資料室で再度じっくりそれらしいのを探してみるしか無いのかなぁ、と思っていたのですが、案外ひょんなところからアイリーとハーミテイジ、そして日本館の写真を探す事が出来たのでした。


【追記】
「ぼくの近代建築コレクション」の流一さんが、庭園に移築された後の貴重なアイリーとハーミテイジの写真をアップして下さいました。
 是非併せてご覧ください。
 


続きは ↓ から。

なお今回の記事では全てクリックで写真拡大致します(いや、このブログでは殆どの記事写真がクリック拡大しますが)
クリックしてレトロなFujiya Hotelをお楽しみください。



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宮ノ下富士屋ホテル【庭園】温室に入れるのは17時まででした [旅行]

1ヶ月が過ぎるスピードが速いーーーヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ [あせあせ(飛び散る汗)]来週からはもう6月です。
仕事の締めが20日。しかも来月は上期の締めなのでだいぶ焦っているのですが、来週からも予定目白押しでいろいろ終わらせる事が出来るのか…果てしなく心配[たらーっ(汗)]


約3週間前に遡って旅行初日の夕方に見て回った富士屋ホテル庭園の写真をアップ。
庭園へは本館から西洋館へ続く通路から出る事が出来ます。
17時前にホテルにチェックインし部屋で少しくつろいだ後、暗くならない内にと庭園を見て廻る事にしました。

通路から出た先にある小さな池と滝
庭園.jpg
ティーラウンジオーキッドからも見える庭園風景です。
1960年頃のアンティークポストカードにも今と殆ど変らない状態のティーラウンジが載っています。
アンティークラウンジ.jpg



その横にはホテルの守り神である横井戸が祀られています。
庭園1.jpg庭園2.jpg
関東大震災があった際、宮ノ下一帯は断水状態に陥ったのですが、この横井戸の水だけは枯れなかったため、当時宿泊していた113名の食事や洗面がまかなえたのだそうです。
今はちょろちょろとしか出ていませんが、当時はもう少し水量も多かったのでしょう。


続きは ↓ をクリック。



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宮ノ下富士屋ホテル【花御殿】は富士屋ホテル黄金期の建物ですよ [旅行]

ホテル内でのショップでも販売していて気になったものの、その時は買って来なかった「箱根 宮ノ下 富士屋ホテル 伝統のレシピ」なる本。
やはり気になってAmazonで購入したのですが、書かれたレシピ見て思いました。

「…これ、絶対素人には作れんヤツばかりや…(;´Д`)」

例えばビーフカレーのレシピ。
水ではなくブイヨンを使うのですが、そのブイヨンを作る為のレシピはコンソメスープのレシピページに更に載っており「牛すね骨1.8kg」とか「鶏ガラ500g」とかプロの本気が炸裂しているのです。
サラダのレシピ1つ取ってみてもやたら凝った作り方になっておりまして、まぁあのお値段になっても仕方ないのかなぁ、という手間のかかったレシピばかりでした(;´∀`)
館内の歴史コラムなどもちょこちょこ載っているので読み物としても結構面白いかと思います。


改めて今回の宿泊先「花御殿」
花御殿1.jpg花御殿.jpg
1936年(昭和11年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】
花御殿説明板.jpg

富士屋ホテルの黄金期に建てられた建物ですね。
設計は三代目社長の山口正造自身によるもので(施工:河原徳次郎)富士屋ホテルの建築物の中でも一番華やかな出来になっています。
食堂棟は1階部分だけが鉄筋でしたが、花御殿は全て鉄筋コンクリートで木造風の意匠を施した造り。
1、2階(表記はB2FとB1Fになっています)部分は校倉造り風。客室のある上層部分には高欄付きバルコニーが設けられています(バルコニー部には出られないのですけれど)。
屋根が唐破風と千鳥破風の合わせ技になっているのは食堂棟と同じですね。


玄関部分
花御殿2.jpg
やっぱり(非常時以外には)開かない仕様の玄関。
鏝絵による意匠が素晴らしい… [ぴかぴか(新しい)]

玄関部分から見上げて1枚
花御殿3.jpg
宿泊した159号室「ちょうじ」の部屋は反対側になるので、こちらからは見えません。


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宮ノ下富士屋ホテル【食堂棟】&外からちょこっとカスケードルーム [旅行]

朝晩はまだ少しひんやりしますが、日中は30度近い日も徐々に増えてきました。
ついこの間5月になったばかりという感じだったのに、気付けばもう5月のうちの2/3が終わり。
会社は6月が期末月なので、仕事面でだいぶ忙しくなりそうです。
旅行の時ののんびり感が恋しい…つД`)・゚゚・*:.。


富士屋ホテル探索、まだまだ続きます。

本館横に建っているのは食堂棟
富士屋食堂棟1.jpg
1930年(昭和5年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】
富士屋食堂棟6.jpg

この食堂棟と花御殿は二代目社長(正確には三代目。専務時代に建設に携わっています)山口正造の時代に建設されたものです。
設計は富士屋ホテルの別館である旧御用邸「菊華荘」の設計を手掛けた木子 清敬(きこ きよよし)の二男である木子 幸三郎(きご こうざぶろう)となっていますが、少なからず正造のデザインがそこかしこに反映されているようです。

説明看板には「木造仕上げで建造された建物です」の表記がありますが、正確には1階部分は鉄筋コンクリート、2階とその上に建つ二重の塔屋「昇天閣」部分が木造建築になります。



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宮ノ下富士屋ホテル【西洋館一号館&二号館】そして謎の三号館 [旅行]

2007年に改訂版が発売された「箱根富士屋ホテル物語」の文庫版が出ていたので買ってみました。
著者は富士屋ホテル三代目社長(正確には四代目)の孫である方なのですが、ネットで調べても判らなかった事情背景などが書かれており、なかなか興味深い内容になっています。
今は創設者の山口家の手を離れて国際興業グループが所有する施設となっておりますが、改訂版&文庫版ではそこに至るまでの経緯も書かれていました。
一歩間違えば富士屋ホテルは今のままで残っておらず、富士屋ホテル向かいにあった奈良屋旅館の様に近代化された施設に変貌を遂げていたのかもしれません。


本館の横に建つ西洋館
西洋館1.jpg
西洋館3.jpg
1906年(明治39年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】
富士屋ホテルの創業者「山口仙之助」の時代に竣工したコテージ風の双子の木造建築物。
向かって右側に建つ一号館にはカムフィロッジ、左側に建つ二号館にはレストフルコテージの名称が付けられています。
全ての窓が鎧戸付きの上げ下げ窓になっている典型的な西洋建築でありますが、玄関部分は唐破風造りで社寺建築の様にも見えるし、よくよく考えたら非常に不思議な造り。


上の写真は一号館カムフィロッジ。こちらは二号館レストフルコテージ。
西洋館2.jpg
レストフルコテージ側は改修工事のため、半分バリケードに覆われてしまっていてちょっと残念。



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箱根2日目は富士屋ホテルの散策からスタート【本館】 [旅行]

初日、チェックインしてから夕飯の時間になるまで外の庭を見たりしてホテル散策を楽しみましたが(温室は17時で閉めてしまうので外からしか見られませんでしたが)外が薄暗くなって写真があまり撮れなかったので2日目の朝は早めに起きてホテル館内をウロウロしながら写真撮りまくってきました。
しばしレトロ建築をお楽しみください。

本館正面玄関
富士屋本館1.jpg
富士屋本館5外観説明.jpg
富士屋ホテルに現存する建築物で2番目に古い本館。
1891年(明治24年)竣工【登録有形文化財/近代化産業遺産】

因みに富士屋ホテルで一番古い建築物は「アイリー(鷹の巣/高台にある砦などの意味)」と名付けられた木造2階建て(竣工当初は平屋建て)で、1884年(明治17年)に竣工しています。
現在はフォレスト館(1960年(昭和35年))の横に移築され、従業員寮として使用されているそうなのですが、近くまで行く事が出来なかったので今回は写真無し。

本館の右手に見えるのは1930年(昭和5年)に竣工した食堂棟。
富士屋本館1-1.jpg

どの館に宿泊する人でもまずはここから本館のロビーへ向かいます。
正面玄関から赤絨毯が敷き詰められたクラシカルな階段を登ると
富士屋本館3サンルーム.jpg

何やら凄い龍の木像がお出迎え
富士屋本館3サンルーム1.jpg

赤い欄干状の手すりに絡み付く2匹の龍
富士屋本館3サンルーム2.jpg
階段を上がったところはサンパーラーになっています。
写真を撮った時はまだ朝早かったので人はいませんでしたが(写真撮っていた人ならちらほら)日中はここで外の景色を楽しみながら日向ぼっこを楽しむ人が沢山いました。

本館へ続くサンパーラーの片隅には猿と蛇の木像
富士屋本館3サンルーム3.jpg
富士屋ホテルの館内にはこんな感じで沢山の木像や絵が飾られていてちょっとした美術館状態です。
館内に飾られているこれらの作品は作者不明のものも沢山あるんだそう。


さて改めて館内へ。
写真が多いので続きは ↓ からどうぞ。



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箱根2017初夏姉妹旅:宿泊先【宮ノ下温泉富士屋ホテル 花御殿】 [旅行]

だいぶ疲れてはいたけれど熱出す事も寝込む事も無く迎えられた今週末。
でも特に何処にも出掛けずでした。
(…いや、某艦隊育成系オンラインゲームがイベント中だったので、とっとと終わらせたかったからなんですが。でもまだ全体の4/5しか終わっていない[たらーっ(汗)]


さて今回の箱根旅行の目的、富士屋ホテルです。
レトロ建築は大好物なのですが、登録有形文化財にも指定されているレトロなホテルに泊まれるなんて、何と言う至福…[ぴかぴか(新しい)]

今回は「花御殿・西洋館・本館デラックスツイン(32〜41平米)」というプランで取っていたので、当日チェックインするまでどの館に泊まる事になるのか判らないプラン。
荷物を預けて事前チェックインを済ませた際に「本日は花御殿の159号室ちょうじのお部屋をご用意させて頂きました」と泊まる館の案内がありました。
花御殿が良いなぁ、と思っていたから嬉しい反面、階数は159号室ってことは1階かぁ…。確か1階って結構カビくさかったとかいう口コミも無かったっけ…?(;´∀`)

一抹の不安を抱えつつも岡田美術館を見終わってホテルへ正式にチェックイン。
チェックインカウンターは何処の館に泊まる場合でも本館で行います。西洋館、花御殿、フォレスト館は全て本館から一続きになっている造り。
フロントからは案内のお嬢さんが部屋へ案内してくれました。館内が入り組んでいるので結構迷ってしまう人も多いんだそうです。

案内されたのは花御殿の中でも一番奥の角部屋
ちょうじ1.jpg
159号室「ちょーじ(丁字)」と書いてあります。
花御殿はその名の通り部屋にそれぞれ花の名前が付けられており、入口や内装にはその花のデザインをあしらわれています。
入口の花の絵は昭和初期に活躍した日本画家「三井萬里」によるもの。

ちょうじ2.jpg
避難経路を確認する為の配置図を見ると、ちょうじは一番奥の角部屋ではありますがどの部屋にも接していない部屋である事が判ります。
隣部屋と接している位置の部屋は壁に扉がある造りらしく(今は開ける事は出来なくなっているようですが、竣工当初はグループで部屋が別れた時にコネクト出来る様に作られていた模様)結構隣室の音が響く、という口コミもあったので、ここは良い位置にある部屋みたいです。
(※実際当日はGW真っ最中と言う事もありほぼ満室状態でしたが、向かいの部屋から1~2回ほどドアの開け閉め音がした以外は全く静かでした。)

花御殿は4階にある4室以外は全てデラックスツインなので部屋は結構広め。
ちょうじ3.jpg
写真だとちょっと判りにくいですが、ちょうじがデザインされたカーペットが敷かれています(部屋によっては普通のカーペットになってしまっているようです)
室内は全て禁煙なのですが、全室禁煙になったのは割と最近の事なので壁紙に染み付いたかつてのタバコの臭いとかはうっすら残っているんですよね(;´∀`)
あと古い建物の独特の匂いがします。これはクラシックホテルならでは、なので私はすぐに割り切りましたが、妹は「ちょっとイヤだ、この匂い~[あせあせ(飛び散る汗)]」と最後まで嘆いていました[たらーっ(汗)]


花御殿の全体見取り図(クリックで拡大)
花御殿見取り図.jpg
こうしてみると159号室があるフロアーは本当は2階であることが判ります。
(竣工当初は1F~5Fだったみたいです。何故1階部分をB1F扱いにしたのかは不明ですが)

(※エステサロンがあるフロアーはB2Fになるので正確には6層からなる建物であり、159号室は3階部分になるようです)


花御殿は昭和11年に竣工した建築物。
富士屋ホテルには全部で7棟の登録有形文化財となっている建築物(アイリー、本館、西洋館1、2号館、食堂棟、花御殿、菊華荘)があるのですが、花御殿はその中では一番新しい建物です。


壁にはカシオアートによるちょうじデザインの額装が。
ちょうじ4.jpg

ルームキーに付いているキーホルダーにもお揃いでカシオアートによるちょうじ。
ちょうじ10.jpg
このルームキーは2013年に花御殿建立77周年を記念してリニューアルされたもので4代目のルームキーになるそうです。
結構大きなキーホルダーなのですが、1~3代目のキーホルダーは更に大きいものだったみたい。


ちょうじ5.jpg
お茶飲みつつくつろぐ妹(笑)
窓の奥に見える鳥居と献灯は隣り合った位置に建てられている熊野神社。神社参拝者から丸見えの部屋位置でした(;´∀`)
…うーん、この後は夕飯前までホテル探索するからいっか。


バスルーム
ちょうじ6.jpg
タイルのデザインもちょうじ(このタイルも部屋によっては普通のタイルになっているそう。古い物なので破損してしまったのでしょうか)
富士屋ホテルの客室は全室とも温泉が引かれています。
ただ温泉が出てくるまで10分ほど捨て湯をしなければいけないのがちょっと不便。
大きめのお風呂の方に行ったので、部屋のお風呂は使いませんでした(妹は朝風呂で入っていましたが)。


洗面所
ちょうじ7.jpg
大きな窓が付いています。
窓は横にあるラッチ錠を外し、ハンドルをぐるぐる回せば開けられるのですが、すぐ外に熊野神社の参拝者がいるし、虫も入ってきそうなので開けませんでした。


アメニティ類
ちょうじ7-1.jpg
ちょうじ7-2.jpg
流石に老舗ホテル。結構質の良いアメニティが揃っています。
コットンセットの後ろにあるのはヘアバンドとヘアゴムのセット。
ヘアゴムが置いてあるホテルはよくありますが、ヘアバンドまでセットになっているアメニティ見たのは初めて。
シャンプーは富士屋ホテルオリジナルのもので、妹が「すっごく髪がさらさらになるよ」と言っていました。


トイレ
ちょうじ8.jpg
まぁイマドキのもの。水回り系統は新しく改修されていますが、4階のスタンダードツインルームではレトロな造りのトイレもあるみたいです(もっともこれは7年前の情報なので、今は新しいトイレになっているのかもしれませんが)


やたらと広いウォークインクローゼット
ちょうじ9.jpg
花御殿竣工当時は富士屋ホテルは外国人専用のホテルだったそうですから、長期滞在する人はどうしても荷物が多くなってしまうためこんな広いクローゼットにしたとのこと。
クローゼット内…結構なカビ臭がしました[たらーっ(汗)]
隣のバスルームから湿気が来てしまうんでしょうね。
古い造りなのでバスルームには換気扇とか換気システムとか付いていないので…。
クローゼットの壁に消臭剤が下がっていたのでスプレーしてみましたが、染み付いてしまった匂いには一時しのぎにしかなりませんでした。

クローゼットのドアノブと鍵穴
ちょうじ9-1.jpg
ドアノブも鍵穴も素晴らしくレトロです。
まぁクローゼットは閉めておけばカビ臭しないしいっか。


この後は夕飯の時間まで小一時間程ホテルの庭園と館内を見学して廻りました。


極めて個人的な評価
【サービス】 ★★★★★(流石は老舗ホテルの貫禄)
【交通】   ★★★☆(バスなら近くの停留所まで来るので★4つ。登山鉄道だと駅から凄い坂が…)
【部屋】   ★★★★(広いし天井高いです。匂いだけがちょっと★マイナス)
【浴場】   ★★★☆(女性用の大浴場"不老泉”はやや広め。男性用はだいぶ狭いみたいです)
【設備】   ★★★★☆(クラシックホテルなのだから文句言っちゃいかん。レトロ感満載ですよ)
【食事】   ★★★★(美味しいけれどコース料理にするととにかく時間かかります。あともう少しリーズナブルだったらいいんだけど…)
【アメニティ】★★★★☆(質、種類ともに問題無し!室内スリッパだけ使い回しなのがちと残念)


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2017年初夏 姉妹旅ふたたび!@箱根 [旅行]

5月4日、5日と1泊で箱根旅行へ出掛けてきました。昨年秋の京都に続いて二度目の姉妹旅です。

今回の一番の旅行目的は「富士屋ホテルに泊まってみたい」そして「ついでに美術館巡り」
一番高い&混んでいる時期に泊まらずともシーズンオフに行けば良かったのでしょうが、箱根は昨年秋の連休に行った時にも空いていたし、GWもほどほどの混みなんじゃ?なんて思っていたのです。
(…まぁ、この考えが甘々だったのは出掛けてみて痛感したのですが[たらーっ(汗)]


余裕を持って家を出たので新宿駅には30分以上も早く到着しました。
妹が「朝ご飯ゆっくり食べているヒマ無かったからお腹空いた[あせあせ(飛び散る汗)]」と言うので、スタバやロマンスカーカフェで食べる物を少し調達しつつ、電車が入ってくるのを待ちます。


ほどなく新宿8:30発の「はこね71号」が入ってきました。
ロマンスカー1.jpg
LSE(7000形)です。レトロな車体がたまりません。

上部に運転席。
ロマンスカー2.jpg

ドアももう見掛けなくなった真ん中が折れて開く折戸タイプ。
ロマンスカー3.jpg
残念ながら来年2018年3月で7000形は全車両引退してしまうそう。なので多分7000形の展望車に乗るのはこれが最初で最後になるでしょう。



ところで妹には当日のお楽しみにしようと思い、展望車の一番前が予約取れているとは教えていなかったので、当日しれっと一番前に座ってビックリさせてみました。
ロマンスカー4.jpg


妹はまさか最前列だとは思っていなかったらしく、驚きつつも喜んでいましたが
「これでたーちゃん、もう運使い果たしたね。宝くじ買っても当たらないね」

……∑(゚Д゚|||)[exclamation&amp;question] にゃにぉぅーーー!!!


新宿から終点の箱根湯本までは約1時間半。
ロマンスカー5.jpg
別に私は乗り鉄ではないですが、最前列に座っていつもと違う流れる風景を見ると流石にテンションが上がります。
妹が窓際の席の方が良い、と言うので私が通路側に座りましたが、残念な事に座席のリクライニングが壊れていました[たらーっ(汗)]
右側の方の席を予約しておけば良かったかなぁ[たらーっ(汗)]

暫く走ると右側にちらりと富士山が見え始め
ロマンスカー6.jpg

その内正面に見えてくる様になります。
ロマンスカー7.jpg

周辺の景色も徐々に緑が多くなってきました。
ロマンスカー8.jpg
そして小田原に着く少し前位から曇っていた空が徐々に晴れてきました。
LSEタイプのロマンスカーは窓が広く取られているので、最前列は日が射すと結構暑い…(;´Д`)

そして展望車先頭ということであちらこちらでカメラの被写体になることになります(苦笑)
小田原駅で暫く停車していたので、目線をどこにしておけばいいか悩んで目が泳いでいたのは内緒…。


予定では箱根湯本駅でバスに乗り換え、一旦富士屋ホテルで荷物を預かってもらう算段だったのですが、箱根湯本駅に到着するとバス停に長蛇の列が見えたので諦めて登山鉄道で行く事にしました。
ロマンスカー9.jpg
湯本混雑.jpg

本来バスなら箱根湯本駅からホテル前まで15分もかからないので、30分以上かかる登山電車よりもずっと早くて便利なのですが、宮ノ下方面に向かう途中の道路も既に大渋滞していたので時間がどのくらいかかるのか読めません。


宮ノ下駅から歩いて10分弱で富士屋ホテルに到着。
富士屋1.jpg
富士屋2.jpg
一旦荷物を預けて岡田美術館へ向かう事にしました。



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