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ポーラ美術館開館15周年記念展「100点の名画でめぐる100年の旅」 [美術館]

今週末は国立西洋美術館へ「北斎とジャポニズム」展を見に行くつもりだったのですが、ちょっと予定変更して千葉方面へ紅葉狩りに行ってきました。
まぁその話は後日書くとして、箱根旅行の続きを先に。



桃源台駅前から箱根登山バスT路線に乗り、途中の仙郷楼前バス停で観光施設めぐりバスに乗り換え、ポーラ美術館を目指します。
桃源台駅からはすぐにバスが来て乗れたのですが、仙郷楼前でなかなかバスが来なかったので美術館へ着いた頃には11時半になっていました。

約1年ぶりのポーラ美術館着。妹は初ポーラです。
ポーラ1.jpg
雨模様だからか思っていたよりも人が多いかも。

館内に入ってエントランスのある1階に降りるとすぐ目に付く屋外作品
しあわせな犬
ポーラ2.jpg
ハロウィンだから?それとも芸術の秋だから?
ベレー帽被って絵筆とパレット持っておめかししておりました。

ここの美術館も箱根フリーパスを提示すると入場料が200円割引の1600円になります。
荷物をロッカーに預けてから入場料を払って地階の会場へ。
ポーラ美術館では2017年10月1日~2018年3月11日まで開館15周年記念展「100点の名画でめぐる100年の旅」が開催されています。
今回はポーラ美術館所有作品による特別展なので一部の作品を除いて撮影OKになっていました。

何点か昨年見た作品も含まれていましたが、名画は何度見ても良いものなので問題無し(`・ω・)b
今回の特別展では100点の作品を1860年代~1960年代までの年代別に20のテーマに分け、西洋と日本の近代絵画の流れを順番に見て行く構成になっていました。
(が、それに気付かず最初に第二会場になっている地下2階から先に廻ってしまったので1920年代から先に見る事に[あせあせ(飛び散る汗)]

作品には各界で活躍している17名から「この絵が名画である理由」をテーマとしたコメントも一緒に紹介されていました。



写真多めなので続きは ↓ から




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写真撮影OKなので何枚か撮ってきましたが、室内でノーフラッシュなのでどうしても暗く写り込んでしまいます。
ちょっと露出と明るさをいじって載せてみましたが、Leica C Typ 112のクセなのか若干青みがかっている写真もチラホラ(ポーラ美術館サイトのコレクション紹介のリンクを貼っておきますので、気になる方や各絵画の説明を知りたい方は見比べてみて下さい)


ブーローニュ=シュル=メール港の眺め」  アルベール・マルケ 1930年
ポーラ3.jpg


箱根にある美術館らしく、箱根を描いた作品もありました。
箱根仲秋」児島善三郎 1958年(昭和33年)
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箱根峠から芦ノ湖を描いた作品だそうですが観光船が描かれています。
調べてみたら芦ノ湖の観光船は1950年(昭和25年)に乙姫丸という名称の小型観光船を皮切りにして、何隻かの観光船が就航していたそうで。
この絵が描かれた昭和33年頃はWiki情報では海賊船スタイルの大型観光船ではなく、小型の観光船しかなかったように書かれていましたが、実際は小田急と駿豆鉄道との間で何隻も観光船が造られていたそうで、足柄丸や十国丸などの大型船も何隻か就航していた様です。
(※)追記:Wikiには「芦ノ湖遊覧船」の項目もあって、そちらでは1911年から遊覧船による観光事業が開始、とありました。


山に因む十題のうち 霊峰四趣 秋」横山大観 1940年(昭和15年)
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こちらはコレクション企画展「ポーラ美術館の日本画」に展示されていた作品。
この作品は撮影OKでしたが、それ以外の作品は著作権的な問題からか撮影不可な作品も多めで残念[たらーっ(汗)]


こちらもコレクション企画展のコーナー
美術をじっくり楽しむプロジェクト「じっくり09 まぎれこむ

支え無し」ワシリー・カンディンスキー 1923年
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この抽象画作品を元にして、絵画のなかの「かたち」になる体験が出来るコーナーがありました。
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幾つかのモチーフがモビール状につり下げられています。

もう少し引いて斜め側から撮影した方が面白かったんでしょうが、人が多かったので正面から撮影。
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ポーラの美術館らしく、化粧道具に関するコレクション企画展「西洋の化粧道具:揃い物の美の系譜」も開催されていました。

「卵型ケース入香水瓶」18世紀 フランス
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「緑色ガラス化粧セット」19世紀後半
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「青革製旅行ケース」1930年代頃
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展示室を移動し、また別のコレクション企画展
東洋陶磁:名作でめぐる中国陶磁の世界

三彩鳳首瓶」唐時代 7-8世紀
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中国陶磁は岡田美術館も凄いコレクションを所有していましたが、ポーラ美術館の所有作品もなかなか傑作揃いです。

黒釉油滴斑碗」金時代 12-13世紀
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実物はもっと油滴が凄かったのに上手く撮影出来ず残念[たらーっ(汗)]

三彩透彫人物文壺 (法花)」明時代 16世紀
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「法花」というのは濃厚な紺色の地に、堆線(ついせん)で縁取りし、青、黄、白、紫などの鉛釉を塗りこんだ文様を配したもので、縁を白堆による界線「法」できちんと限って施文することからこの名で呼ばれている。(美術館説明より)

青磁双龍文盤」元時代 13-14世紀
ポーラ15.jpg
パッと見、2匹の龍がヤモリみたいでちょっと可愛いかも、と撮影してきたのですが、家でじっくり見てみたらちょっとキモ可愛い部類になるのかなー、と(;´∀`)[たらーっ(汗)]


地下2階の展示室を見終わったところでランチタイム。
去年来た時は館内のカフェで軽く済ませましたが、今回は妹も一緒なので館内のレストランアレイで。
妹はランチセットメニューでビーフシチューをチョイス。私はちらし御膳にしてみました。
ポーラ24.jpg
ちらし御膳にはデザートも付いてくるのですが、単品デザートでモネの睡蓮をモチーフにしたものがあってそれが気になったので別で追加注文(ちらし御膳に付いて来たデザートは妹へ)
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ライチのジュレの上にフルーツとエディブルフラワーが乗っています。白い塊はシュガーでした。
テーブルに運ばれて来てからノンアルコールのスパークリングワインをかけてくれる演出付きw
美味しかったのですが案外スパークリングワインの量が多かったので、炭酸ですっかりお腹一杯になってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]


食べ終わってから今度は地下1階の会場へ
(ここで初めて会場の順番を間違えて見ていた事に気付きましたが後の祭り。去年の特別展は地下1階だけだったので今回もそうかと思って常設展から先に見たつもりだったのですが…)

ムール貝採り」ピエール・オーギュスト・ルノワール 1888-1889年頃
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ルーアン大聖堂」クロード・モネ 1892年
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「ルーアン大聖堂」は30点から成る連作だそうです。
うーん、最近何処かの美術館で別バージョンのルーアン大聖堂見た様な…?と思ったら、先月初めに駆け込みで見て来た「ボストン美術館の至宝展」でした。
(名古屋に日帰りで行った日の前日、ミュージアムグッズ欲しさに出掛け、ホントに大急ぎで見ただけだったので記事には書き損ねておりますが)


モネの作品は数点まとめて並べて展示されていました。
睡蓮の池」クロード・モネ 1899年
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睡蓮」クロード・モネ 1907年
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麗子坐像」岸田劉生 1919年(大正8年)
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娘の麗子をモデルにした作品を沢山描いている画家、と言うか、岸田劉生=代表作:麗子像とも言って良い画家ですね。

麗子像は東京国立博物館でも見た事がありますが、ポーラ美術館では麗子以外を描いた作品も展示されていました。

満鉄総裁邸の庭」岸田劉生 1929年(昭和4)
ポーラ23.jpg
岸田劉生はこの作品を描き上げて間もなく体調を崩して客死してしまうので、絶筆とも言って良いかもしれない作品です。
麗子像のイメージしかない岸田劉生でしたが、個人的には風景画の方が好きだなぁ。


結構じっくり時間掛けて作品群を見ていた様に感じましたが、お昼時間含めて2時間程で館内を一通り廻っていた様です。
天気が良ければ美術館裏手に広がる自然散策路でも見て回ろうかと思いましたが、外へ出ると雨が再び降り始めていたので諦めて強羅方面へ向かう事にしました。



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