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GWは竹橋にGo!【工芸館開館40周年記念 明治の名工】@東京国立近代美術館工芸館 [美術館]

昨日は熱出して1日ぐったり。今日も午前中は使い物にならず、1日ゴロゴロしておりました(;´Д`)
前日の皮膚科、座りっぱなしで4時間弱待ちが地味に効いたようです[たらーっ(汗)](変に腹圧がかかりっぱなしになったのと、待合室で子供が小一時間ほどギャン泣きしているのに放ったらかしにしている母親で強いストレスがかかったらしく、持病の上行性胆管炎発症…。ストレスで熱出したのは2年前の迎賓館見学後以来だわ…)



横山大観展会場を出て、5分ほど歩いた先にある工芸館へ向かいます。
名工の明治1.JPG
お目当ては開催中の展覧会「工芸館開館40周年記念 名工の明治」展。

一歩横道に入ると都心のど真ん中とは思えない程、静かなところです。
名工の明治2.JPG
工芸館へ行くのは初めてなのですがすぐ横には皇居もあるし、なかなかいい場所にあるなぁ。

池の先を抜けると見えてくる煉瓦造りのレトロな建物が工芸館です。
名工の明治3.jpg
今回は横山大観展の半券で見る事が出来ました。工芸館だけを見るなら入館料250円とリーズナブルです。


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豪奢とは言えないけれど、味のある煉瓦造りの建築物
名工の明治4.jpg

元は近衛師団司令部庁舎として使用されていた建物です。
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明治43年(1910年)3月に陸軍技師 田村鎮(やすし)の設計により竣工。
終戦の8月15日、日本の降伏を阻止しようと陸軍将校と近衛師団参謀がクーデターを起こすべく、玉音放送録音を終えた情報局総裁などを監禁した「宮城事件」の舞台となった場所でもあります。
そう言えば「日本のいちばん長い日」でも見たっけ。
(2015年公開の役所広司主演の方はAmazonプライム会員なら無料で視聴可です)

緑青が噴いた雨樋も良い感じ(*´ω`*)
名工の明治5.jpg
名工の明治6.JPG
イギリス積みのゴシック様式です。


戦後に取り壊される話が出ていたそうですが、保存運動が起こり取り壊しは免れました。
昭和47年(1972年)10月に重要文化財指定(ただ建物全体が重要文化財という訳ではなく、外壁、玄関および階段ホールが対象とか)
翌年から保存活用工事が行われ、内部にコンクリートの構造体を設けて展示室形式にし、昭和53年(1978年)から東京国立近代美術館別館の工芸館として使用されています。

階段廻りと階段ホールは建築当初の雰囲気が残されているそうです。
名工の明治7-1.jpg
名工の明治7-2.jpg
名工の明治7-3.jpg


思わず建物に魅入ってしまいましたが、目的は「明治の名工」による作品。
超絶技巧ではお馴染みの初代 宮川香山 の高浮き彫りの花瓶や
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海野 勝珉…の息子 海野 清による彫金作品なども良いのですが
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一番のお目当てはこれ 「十二の鷹」
名工の明治11.jpg
名工の明治12.jpg


この12羽の鷹、明治時代に浮世絵や日本の美術工芸品の輸出を担い、ジャポニズムの立役者と言われた林忠正が考案し、鍍金の技術に秀でた金工家の鈴木長吉が作成したもので、明治26年(1893年)シカゴで開催されたコロンブス万国博覧会へ出品され、大きな評判となったそうです。
名工の明治10.jpg


この鷹くん達、今まで何度か展示されたことがあったようですが悉く見逃していました(;´∀`)
4年前(2014年)から鷹本体の修復作業を行い、博覧会後に失われていた「架垂(かたれ)」(止まり木の装飾布)も復元。今回の展覧会では修復後12羽揃っての初展示となるそうです。

そう言えば5年前に見に行った竹内栖鳳展の時も工芸館で公開されていて、ついでに見に行きたかったのですが、雉猫さんと見に行った時だったので「ついでに」で行けなかったんですよね…[たらーっ(汗)]
やはり美術館は一人で見に来るに限ります( *´ー`)


それにしてもこの鷹たちのリアルなこと[exclamation×2]
名工の明治13.jpg
名工の明治14.jpg
今にも飛び立ちそうです。
名工の明治15.jpg

一羽一羽ポーズも色合いも全部違うんですよね。
名工の明治16.jpg
名工の明治17.jpg

よく見ると尾羽の辺りとかに模様もちゃんと入っている…Σ(・ω・/)/
名工の明治18.jpg

一体どうやって模様付けしたのかな、と思っていたら説明パネルに記載されていました。
名工の明治19.jpg
名工の明治20.jpg
千鳥石目鏨(ちどりいしめたがね)と魚々子鏨(ななこたがね)で模様付けかぁ[たらーっ(汗)]
肉眼では到底鏨跡(たがねあと)は見えません。これだけの模様を付ける為にどれだけ鏨で叩いたのか…。考えただけで気が遠くなります。


12羽それぞれの鷹の説明パネルも展示されていました。
これは(確か)12羽の中でも一番重量がある鷹-六の説明パネル。
名工の明治21.jpg
一番重い鷹で11kg弱。軽い鷹でも6kg弱あるそうです。

名工の明治22.jpg
口を少し開いている鷹もいて(上のは閉じていますが)舌とかもきちんと作られているのです。
ズームで撮影してこようと思ったのですが、ちょっとピンぼけしてしまった写真などもあり、上手く撮れませんでした[たらーっ(汗)]

ところで物凄く精細に撮れている十二の鷹の写真を載せているブロガーさんがいまして、撮影機種が書いてあったので、どんなカメラなんだろう、と調べてみたら…
「Leica SL/24-90Vario Elmarit SL Asph」
本体とズームレンズ1つで200万越えているカメラだ、これ…∑(゚Д゚|||)ヒイィィィ!!

うちのα-6000ちゃんと比べ様が無い程のカメラ様でございました[たらーっ(汗)]
いや、私の腕が良ければα-6000でももっと良い写真になると思うんですけれどね[あせあせ(飛び散る汗)]
せめてピンぼけしないようにもうちょっと腕を磨く様にしよう…_(:3 」∠)_


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☆ミルキーウェイ☆

GWに入ってから、ずっと体長があまりよくないようですが大丈夫でしょうか?
お大事になさって下さいね^^
箱根の美術館から比べると、都内の美術館はリーズナブルですね。
建物も見甲斐があるし、室内の装飾も素敵だなって見入りました^^
そして、一番のお目当ての「十二の鷹」
お目が高いそらそらさんが、これぞって言う程のリアルさ繊細さですね^^
本当に、今にでも動き出しそうな感じですね^^
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-05-17 14:42) 

middrinn

「十二の鷹」、真夜中に飛び回りそうヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
しかも、森師団長の亡霊も一緒に・・・((;゚Д゚)ヒィィィ!
by middrinn (2018-05-17 20:48) 

そらそら

>>☆ミルキーウェイ☆様 ご心配頂き有り難うございます。ここんところ気温の変動も激しいので体調がまだ慣れていない為かと思います。季節の変わり目は大体こんな感じです(;´∀`) 箱根は美術館も観光地価格ですよね; でも岡田美術館もポーラ美術館もいつも入館料分だけ作品を見せてくれるので、つい何度も足を運んでしまいます。反面、成川美術館は…;…美術館から見える芦ノ湖の景観だけは良いんですけれどね; 近代美術館の工芸館は国立なのでやっぱりリーズナブルなんでしょうね。十二の鷹、今度は単眼鏡持ってじっくり見てみたいです(*´ω`*)

>>middrinn様
ホントに夜中に飛び回っていてもおかしくなさそう∑(゚Д゚|||)ヒイィィィ!!
当時の内装はコンクリ構造体で覆われちゃっているから、森師団長と白石中佐はきっと大人しくされている、筈!!ヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
by そらそら (2018-05-17 21:32) 

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