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海洋環境問題に警鐘を鳴らす「大哺乳類展2」 [博物館]

一晩寝たら鼻の滝業状態も治まるかと思いきや、ぐっすり寝ても相変わらずの滝業状態です(;´ω`)
気管支内も痒みを感じるので、間違いなくネブライザーに使用されていた薬剤の影響かと[たらーっ(汗)]同じ様な症状の人の知恵袋相談もちらほら見掛けます)
しかしそもそもどちらの薬剤(ボスミンとリノロサール)も粘膜の炎症などを抑える効果の筈なんですが、処置後に花粉症本番よりも相当酷くなってしまうなんて本末転倒[たらーっ(汗)]
過敏症のある薬剤はきちんと把握しておかないと何かと危険なのですが、確認する手段がないのでどうしたもんだか…。



週末に特別展「東寺」を見に行って来たのですが、大哺乳類展の後半展示ネタ、続きます。
大哺乳類展.jpg


続きは ↓ から。 若干エグい写真もありますので閲覧は個人責任で[exclamation]



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ヒゲクジラ(ミンククジラ)の補食時の頭骨と下顎骨の動きを示す骨格標本によるシミュレーション模型
大哺乳類展19.jpg
これは地球館が改装する前(~2014年8月)に展示されていたものですね。
当時はボタンを押すと補食時の口の動きを再現していましたが、今回の展覧会では自動的に動いていました。

なお今回は写真撮ってこなかったのですが、隣には比較用の歯クジラ(シャチ)の頭骨&下額骨のシミュレーション模型が展示されています。
↓の写真は2014年8月、改装に入る直前に撮影していたものです。
2014年展示1.jpg
2014年展示2.jpg
パクパクと下額骨が開閉するだけの歯クジラに対し、ヒゲクジラの方は実に巧みに下顎骨が動くなぁ、という感じなのですが、写真じゃよく判らないですよね(;´∀`)

動画を挙げている方がいたので参考までに。



触れる展示物としてカマイルカの歯も。
大哺乳類展20.jpg
近くにはヒゲクジラの歯にも触れるコーナーがありました。
触る事が出来る展示物の類いは春休みで博物館に来ていた子供たちのみならず、大人たちにも大人気(笑)


続いて頭骨展示のオンパレード状態
大哺乳類展21.jpg

シロサイの頭骨
大哺乳類展22.jpg
大型草食動物の歯はやたらとインパクトがありますね(;´∀`)


こっちはシンプルな歯の代表格 ナミチスイコウモリ
大哺乳類展23.jpg
あまりにも小さな頭骨だったのでだいぶピンぼけして分かりにくいのですが、小さな切歯が4本だけというシンプルさ。
切歯で他の動物の皮膚を切り裂いて流れ出た血を舐める、という食餌スタイルなため、門歯や臼歯は必要ない訳です。


キリンとクジラ類の複胃
大哺乳類展24.jpg
大哺乳類展25.jpg
展示物ではLEDライトで胃の内容物の動きが再現されていました。
大哺乳類展26.jpg
しかし反芻する動物が4つの胃を持っているのは知っていましたが、クジラ類も複胃だったとはΣ(・ω・/)/
ただクジラ類の場合は牛やラクダなどの様に反芻はしないそうです。


次は哺乳類の生き残り作戦コーナー
まずは伴侶となる♀を獲得する際の武器となる牙や角を得た哺乳類たちのコーナー

イッカク(♂)の骨格標本
大哺乳類展27.jpg
大哺乳類展28.jpg
想像上の動物ユニコーン(一角獣)のモデルにもなった哺乳類です。
長く伸びているのは角ではなく牙。♂の左側の牙(切歯)だけがこのように長く伸びていきます(まれに2本とも長く伸びる個体や、♀でも長く伸びる場合もあるそう)


陸上の哺乳類からはシカの角の展示
大哺乳類展29.jpg
角の影が良い感じの展示ですね(*´ω`*)
ジョンブルグジカの展示品には古い和名で「ダイタセンサワシカ(シベリア)」と書かれてあり、これも結構古そうな。
「ダイタセンサワシカ」で検索掛けても全くヒットしてこないのですが、一体いつ頃使われていた和名なのでしょうか。


次の展示物にはやたらと人が群がっているな、と思ったら
大哺乳類展30.jpg
生殖器系に関する展示でした(;´∀`)

どうしてもヒトの構造を基本として考えてしまうのですが、子宮も胎盤も様々な形状のものがあるんですね。
大哺乳類展31.jpg
大哺乳類展32.jpg

犬の出産は見た事があるのですが、胎盤こんな感じだったかなぁ(;´∀`)
大哺乳類展33.jpg
大哺乳類展34.jpg



続いて第二会場へ。
昨年夏に鎌倉の由比ケ浜に漂着したシロナガスクジラの幼体(♂)についての展示がありました。
大哺乳類展35.jpg
クジラの漂着はたまにニュースになりますが、意外にも国内でのシロナガスクジラが漂着した例は無く、これが初の漂着個体なのだそうです。

体長10m52cmもあるのですが、これでも生まれて1年も経っていない赤ちゃんクジラなのだとか(成長すると最大30mほど)
会場では漂着したシロナガスクジラの頭骨と下顎骨
大哺乳類展36.jpg
そしてヒゲ板と呼ばれる歯に相当する部分の展示がありました。
大哺乳類展37.jpg
赤ちゃんでもヒゲ板はもう生えているものなんですね。

このシロナガスクジラ、解剖の結果、特に目立った外傷や疾病が見当たらなかったこと、胃の中にはミルクや固形物はなく空っぽだったことから、親とはぐれて衰弱死したと推測されたそうです。
そんな生まれて1年も経たないシロナガスクジラの幼体の胃からビニール片が1点見つかったとして海洋環境汚染についての展示もありました。
大哺乳類展38.jpg
幼体の胎内からプラスチックゴミが見つかる事は殆ど無いそうなのですが、親とはぐれて空腹状態でさまよっているうちに、流れて来たビニール片を食べ物と勘違いして飲み込んでしまったのでしょうか。

ところでビニール片はFT-IRスペクトル(FT-IR=主に有機物の成分を定性するための分析装置)から「ナイロン6のフィルム」と書いてありましたが、このスペクトルならナイロン12、あるいはタンパク質が付着したポリエチレンフィルムじゃねいのか( ゚Д゚)神奈川環境科学センターさん。



右側がシロナガスクジラの幼体から見つかったプラスチックフィルムの実物
大哺乳類展39.jpg
そして左側は別の漂着クジラの胃の中から見つかったプラスチックゴミ

幾らクジラの胃が巨大であったとしても、これだけのプラゴミが胎内に溜まってしまうと言うこと。そしてそれだけ海洋汚染が進んでいる証拠というのは由々しき問題です。
親とはぐれて餓死してしまったシロナガスクジラの子供は可哀想なのですが、漂着したことで海洋環境汚染の現状について一石を投じる存在となったのはせめてもの救いだったのか。
(いや、当のクジラたちに取っては環境汚染の現状など全く知ったこっちゃないのでしょうが)



第二会場にはその他に特別展用ナビゲートキャラクターをデザインした漫画家の早良朋さんの原画や、アーティストによる作品展示、今夏公開予定のアニメーション「海獣の子供」のコーナーなどがありました(その辺りは撮影禁止のため写真無し)


そして今回、ミュージアムグッズはめぼしい物がなかったので何も購入せず( ゚Д゚)
最近、ちょっとミュージアムグッズ系、手抜き気味なんじゃないですか、かはくさーーん[あせあせ(飛び散る汗)]




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コメント 2

middrinn

生殖器の話があったので、冒頭の御写真が、
異類間で交尾してるように見えます(´・_・`)

by middrinn (2019-04-14 22:18) 

そらそら

みどりんさんのエッチーーー(/ω\)
by そらそら (2019-04-14 23:01) 

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