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長野県の小布施町で北斎尽くし【信州小布施 北斎館】と【岩松院】 [美術館]

先週半ばの予報では週始めから台風10号の影響で雨予報が出ていましたが、だいぶずれ込んだみたいですね。今日はややどんより曇り気味ではありましたが、やはり暑い1日でした。

さて、お盆休み。
折角9日間も休みなので何処かに出掛けようかな、と考えていたのですが、こう暑いとせいぜい近所の映画館に行くくらいだよねぇ┐('д')┌
ま、後は上野の美術館に行くくらいかな、と思っていたのですが、休み直前になってくるとやはりしっかり何処かへ出掛けたくなってきました。
とは言え、今から1泊で予約というのも難しいだろうし、日帰りで普段行けなさそうな場所…?( ˘ω˘ )
…あっ[exclamation] 以前から行ってみたかった小布施の北斎館に行ってみようかなヽ(・∀・)ノ
    と、思い立ったのが休みに入る2日前の木曜日。

北陸新幹線の空きを調べてみたら、まだポツポツと空きがあったので早速11日分の往復乗車券を予約(この時予報では12日から雨だったので)
案外直前でも空きがあるもんなんですね(とは言え、行きのかがやき号分などは既に完売状態でしたが[たらーっ(汗)]


そして11日(日)当日。朝から蒸し蒸しと蒸し暑い(;´Д`)
大宮駅7時10分発のあさま651号で長野駅へ出発。
北陸新幹線に乗るのは初めてだし、大宮から北方向に向かう新幹線に乗るのも相当久しぶりなので、ちょっとだけワクワクします
(以前乗ったのは東北新幹線で、目つきの悪い緑色の200系でしたよ(;´∀`))

とは言え1時間10分ほどであっと言う間に長野駅に到着。
小布施1.JPG
長野駅には長野オリンピック開催時のプレートがまだ展示されていました。
北陸新幹線が金沢まで開通したのは2015年ですが、途中の長野駅まではオリンピックに合わせて前年の1997年に長野新幹線として開通していたんでしたっけね。



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長野駅からは長野電鉄に乗り換えです。
長野電鉄のサイトを調べると長野駅からの乗り換えは切符購入時間も含めると10分と書かれているのですが、新幹線到着が8時20分。そしてながでん各駅停車の発車が28分。
8分差かぁ…、急げば間に合いそうな気もしますが、乗り換えルート詳しく知らないし、ICカードも使えないようなので、その次の51分発の特急列車でゆっくり行った方が良いのかな。

で、51分の特急で。
長野電鉄の長野駅は地下にホームがあります。
電車が来るまで時間があったので駅のベンチで暫く座っていたのですが、ながでん何ともローカルな雰囲気(*´ω`*)
小布施2.JPG
駅構内には野菜なども販売されているのですが、これもながでんが販売しているものなので、お金は駅の改札窓口に払う様になっています。
小布施3.JPG


そろそろ電車も来る頃かな?とホームへ向かってみると既に電車が入っていました。
小布施4.JPG
元はJRの成田エキスプレスこと253系だった特急2100系スノーモンキー号です。
荷物棚も健在
小布施5.JPG
成田へはいつも京成スカイライナー使っていたので、結局この車両の成田エクスプレスには乗った事が無かったのですが、まさか今になって乗ることが出来るとは…(*´ω`*)

小布施駅までは特急で約25分、各駅でも35分なので、間に合えば各駅電車で十分かな、と思っていたのですが、特急料金も全区間で100円と格安なのです。
小布施6.JPG

電車はやがて千曲川を渡り
小布施7.JPG

定刻通り9時15分に小布施駅へ到着
小布施8.JPG
小布施駅も木造で結構レトロです。
小布施9.JPG

駅構内の総合案内所でまずはシャトルバスの1日周遊券を購入します。
小布施駅前発のシャトルバスの始発は9時37分。
20分近く時間が空いてしまうのですが、北斎館までは歩いて10分弱ほどだったのでまずバスには乗らずに歩いて北斎館へ向かうつもりだったのです。
が、周遊券だけ買うつもりが総合案内所のおっちゃんに捕まってしまい、延々と小布施の観光オススメ案内を聞く羽目に…(>_<)[あせあせ(飛び散る汗)]
いや、予めルートは調べてあるし、小布施では時間的に北斎館と岩松院しか廻れないから他の案内はいらないんだってばーーーヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ

と、ここでも思わぬ時間のロスがあったのですが、結局バスには乗らずに歩いて9時35分頃に北斎館へ到着。
小布施10.JPG
バスよりは5分程早めには着きましたけれど、ながでん各駅電車にも間に合えばオープン直後の9時10分頃には着けていたのにーー(>_<)[あせあせ(飛び散る汗)]
(北斎館前でもシャトルバス乗車券は販売していたので、こっちで買えば良かったかもしんない[たらーっ(汗)]


企画展「北斎から学ぶ!植物・動物の描き方」が開催されていました。
小布施11.JPG
北斎館では9日に入場者数900万人を達成したばかりだそうで、お祝いのくす玉が飾られていました。
外観も綺麗だし、比較的最近出来た美術館なのかと思っていましたが、開館は昭和51年(1976)と40年以上経っている美術館なのですね。

館内は映像ホールと3つの展示室なので、全てじっくり廻ってもそれほど時間はかからないのですが、案外館内が混んでいたのと、ここに来るまでにだいぶ時間をロスしていたので、乗ろうと予定していた10時39分のシャトルバスの時間を1本遅らせることにしました。
(この日のシャトルバスは1台体制だったので、1時間に1本だけです)


ところで、何で小布施に葛飾北斎の美術館…?と思っていたら、北斎が83歳~88歳の間に4回も小布施に逗留していたことがあるからだそうです。
北斎館3.JPG
小布施の豪農商であった高井鴻山と江戸で知り合った北斎。
高井鴻山と北斎は親子以上に年が離れていたのですが、2人はすっかり意気投合。
当時江戸では天保の改革で浮世絵も贅沢品とされ北斎は思った様に作品が作れず、そんな折りに高井鴻山からの小布施逗留への招きは渡りに舟だったのかもしれません。
江戸から小布施迄の距離は約六十里(約240km) そんな距離を80代の北斎が約5年間の間に四度も往復したのですからその健脚っぷりには恐れ入りますΣ(・ω・/)/
(北斎は小布施に4回も訪れていない、という説もあるそうですが…)


館内は一部のパネルを除いて撮影禁止なのがちょっと残念[たらーっ(汗)]
北斎館1.JPG
北斎館2.JPG
↑は企画展でのフォトスペースで撮影したもの。


そして北斎館でのメイン展示は、北斎が天井絵を手掛けた祭屋台の展示です。

小布施の民俗文化財である祭屋台は小布施町内に全部で7基現存しているそうですが、北斎館には上町と東町の2基の祭屋台おぶせミュージアム・中島千波館に残りの5基の屋台が常時展示されています。

屋台に取り付けられている天井絵は今は複製画に置き換わっていますが、北斎真筆の天井画は外されて屋台前に見やすく展示されていました。
屋台は祭り時期に祇園祭の様に町中を曵かれる事があるのだろうか、と調べてみましたが、どうも今では展示だけに停められている様です。
(過去に他の屋台が曵き出されたことはあったようですが)


展示見終わって&ミュージアムショップで買い物して、バスの時間まで@20分。
そろそろお腹も空いて来たので何か食べたいな、と思ったのですが、20分ではちょっと時間的に厳しい[たらーっ(汗)]
かといって、もう1本バスを遅らせるとこの後時間的にも厳しいので、北斎館前のお店で栗ソフトクリームだけ食べて小腹を満たしました(小布施は栗が名物です)

それにしても暑い…[exclamation×2]
来た時はまだそれほど耐えられない暑さでもなかったのですが、日が高くなり気温が一気に上昇[たらーっ(汗)]
この日の小布施の最高気温は35℃くらいだったようですが、地面からの反射熱もあって体感的には40℃近い感じ(>_<)
シャトルバスの乗り場は北斎館から少しだけ離れたところにあるので、早めに移動してバスを待っていたのですが、日陰でなければ5分待つのでもだいぶキツイ状態でした[たらーっ(汗)]


次に向かうのは北斎が描いた中でも最大級の作品「八方睨みの鳳凰図」がある岩松院です。
北斎館からはだいぶ遠回りをして向かうので20分程かかりますが、道さえ知っていれば多分歩いても20分ほどの距離です。
12時ちょうどに岩松院前のバス停に到着。岩松院は歩いて数分程です。

自然石を利用して造ったような石燈籠がありました。
小布施12.JPG


この辺りは郷土環境保全地域に指定されているようです。
小布施13.JPG
小布施駅の総合案内所でオススメされた浄光寺もここからの徒歩圏内にあるようですが、こう暑いと少しの距離でも歩きたくない気分[たらーっ(汗)]

岩松院へ到着
小布施14.JPG

仁王門が見えます。
小布施15.jpg
ここの仁王像は怖いというよりもちょっとユーモラスな表情
小布施16.jpg
小布施17.jpg

あぁぁ、本堂がまだ遠い[あせあせ(飛び散る汗)] そして暑い[exclamation×2]
小布施18.jpg

ようやく本堂前へ到着
小布施19.JPG
小布施20.JPG
拝観前に手水舎を探したのですが、見当たりませんでした。
こんな時のために塗香を持ち歩いているのですが、手荷物沢山(北斎館で図録などを購入したので[たらーっ(汗)])の上、手拭を手放せないほど汗だく状態だったので、結局塗香もバッグから取り出さず終い(;´Д`)


本堂では少しの振動でも顔料の剥落の原因がある、とのことで、天井画は座って鑑賞します。
もちろん撮影も出来ないので、他の方が許可戴いて撮影した動画でも。

畳21畳分の大きさを誇る八方睨みの鳳凰です。
板12枚を合わせたものに描かれており、岩絵の具代や金箔代だけで120両かかったとか[たらーっ(汗)]
本堂内には他にも福島正則公縁の品や、仏像などが展示されていました。


庭園だけは撮影可
小布施21.JPG
写真にはちょっと写っていないのですが、小林一茶が「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」と詠んだ池があり、沢山のアズマヒキガエルが生息しているそうです。

本堂を出て外へ
小布施22.JPG

バスの時間まではもう少しあったので、福島正則公の廟まで行ってみました。
小布施23.jpg
あぁぁ、また階段[たらーっ(汗)]

福島正則公霊廟
小布施24.JPG
Wikiには東京都港区三田の平等山正覚院にある供養墓と、晩年の住居であった高井寺(こうせいじ)の写真しか載っていないのですが、岩松院のサイトによれば、広島から信越に国替え・減転封のため、この地で新たに菩提寺とすべく、岩松院を復興し「海福寺」の寺号を附加して中興開基となり、この寺院に霊廟が建てられ埋葬されるに至った、と書かれています。


バスの時間も近づいて来たので下山
小布施25.JPG
次は善光寺へ向かいます。




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middrinn

長野電鉄は須坂駅しか行ったことないけど、駅周辺は何も無かった(´・_・`)
小布施には応為も同行したのかしら(@_@;) 祭屋台の天井画は北斎晩年期の
代表作の一つだそうですけど、応為もお手伝いとかしたのかしらね(@_@;)
by middrinn (2019-08-13 16:08) 

そらそら

須坂駅は通過しただけですが、小布施駅前はカフェとか軽食食べられそうなところとかあったので、まだ良い方でしたかね(;´∀`)
小布施には応為が同行した記録はなかったようですが、実際はどうだったんでしょうね。何しろ来客へのお茶ですら隣の小僧に入れさせる娘さんでしたから、同行したとは思えず…(;´∀`)

祭屋台の天井画ですが、周囲の枠絵部分は北斎が下描きし、高井鴻山が色着けしたと書かれていました。
岩松院の鳳凰図も北斎の直筆ではない説があるみたいですが…
by そらそら (2019-08-14 00:10) 

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